HAPPY SMILE インタビュー

インタビュー_タイトル

ピンクリボン

誰もが患う可能性のある乳がん。

近年、女性の12人にひとりがかかると言われている病気"乳がん"。
誰もが患う可能性があることから、この度"乳がん早期発見"をよびかけようということから、新しいプロジェクトとして<Happy Smale ピンクリボン チャリティ フラ コンサート>を開催することにいたしました。このプロジェクトの提案及び推進をするのは自身も乳がん克服者である弊社社長夫人 関野紀代子。彼女からのメッセージをここでお伝えしたいと思います。
これからお伝えする内容の一部は彼女が4月下旬に乳がん治療を終え昨年春に音楽活動に復帰したハワイアンシンガーのKaoluさんと初対面を果たした時に記録したものです。

自身が乳がんを患ったことがプロジェクトを推進するそもそものきっかけとなった。

紀代子さん:

 乳腺科が設置されているクリニックを開業する医師が友人におり、“エコーを一度取りに来てみては?”と誘われたのが始まり。毎年、マンモグラフィーは受けていたこともあって、エコーを受けるにあたり、抵抗はなく軽い気持ちで受診してみたそう。第1子を出産した際に乳腺炎にかかったことがある彼女は胸にしこりを感じたことがあっても、乳腺炎の影響だと思っていたが、この時の医師だけは乳腺炎の影響だという“思い込み”診断ではなく、細胞検査を行うことを進めてくれました。

Kaoluさん:

 町医者で超音波検査をやってくれているところに半年ごとに通っていて、4月に行ったときはなんともなかったが、半年後の10月に行った際、気になる部分が見つかったのがきっかけだそう。そして、すぐに大きな病院で精密検査を受けるよう勧められ、超音波の検査を受けた週にそのまま精密検査を受けることになり、翌週には腫瘍が悪性と診断されました。

must-say

紀代子さんとKaoluさん2人が口を揃えて言う…
「乳がんは早く見つければ、見つかるだけ、治療の選択肢も増えます。ということは助かる確率がすごく高いのです。マンモグラフィー経験者が“痛い”と表現することが多いことから、それを聞いた未経験者は“マンモグラフィー=痛い”という考えが先行してしまい、なかなか検診に行かないと聞きます。もっと気軽にいける心構えがあれば、万が一のためになるのに… 少しの痛みや恐怖心よりもまず安心をもらいに検診に行ってほしいと願います。マンモグラフィーだけでなく、痛みがないエコー診断方法もあるもんですよ!」

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関野 紀代子さん (左)プロフィール:18年前にフラに出会い、ハラウ・オ・カ・マヌ・フラ・レアのインストラクターを務める。現在はハーラウから離れ、子育てと主婦業に専念しながらも、弊社の業務をサポートしている。
 
Kaoluさん(右)プロフィール:ハワイとその文化を愛するシンガー。2006年よりハワイアンシンガーとしての活動をスタート。自らのユニットKAOLUA、Matsumoto Shave Ice Band、Kaolu&EbAk、などさまざまなセッションやバンドで活躍中。ライブ、ホーイケ演奏、ショーなど出演多数。CD「 KAOLUA 」by KAOLUA、「 ララバイズ」by Kaolu & EbAk、発売中。

早期発見の大切さ

「早期発見が出来たから、私は全摘出手術後の治療がありませんでした。もし検診に行っていなければ、未だにきっと病気に気づかずステージに立って踊っていたと思います」と語る紀代子さん。
 しこりが出来た場所や大きさによって、ガン細胞の型によっての温存可否が違ってくるだけでなく、その治療の経緯もまた異なるようです。まさに、乳がんは十人十色であり、だからこそ“早期発見”が大切であるという。

pleaseknow

「大きな自覚症状がある人はそんなにいません。胸を触診して、自己診断をすることも大切であるものの、検診を受け、医師の手に掛かって欲しい。早く見つかれば、治療が早く終わるだけでなく、治療の選択肢も多いです。自分を大切にすることは家族が喜ぶこと。健康だからこそ、自分や家族のために検診に行ってほしい…」と話す2人。

同じ乳がんでも多種多様

紀代子さん:「もともと、浸潤ガン(転移する)・非浸潤ガン(転移しない)の両方が出来てました。私のように乳管に出来たガンの良いところは非浸潤であれば乳管全て摘出すれば転移はしないし、浸潤ガンであれば移転する可能性が出てくると説明を受けました。女性ホルモンの分泌が多い場所ということもあり、術前にホルモン治療をすることで、ガン細胞の成長を抑えることができる“可能性”があるという望みのある治療を受けることにしました。その結果、実際に全摘出して調べると、転移する方のガン細胞はなくなり、もう1つも5mm 以下になっていて、リンパへの転移はしていないということだったので、全摘出手術後の治療はしなくて済んだんです。」

Kaoluさん:「私の場合も早期発見で、ライブの無い時期にすぐに温存手術(胸の形はそのまま)に踏み切りました。最初”手術で腫瘍を取れば終わるんだ”と思っていたので、詳しい病理検査の結果、予後の悪いHer2陽性という型なことや脇のリンパ節への転移も判明、化学療法(抗がん剤)を含む徹底的な治療が必要と医師から聞いた時は本当にショックで…。私は、元々薬があまり好きではなく、どちらかと言えば自然 派だったので、副作用がハードだと言われている化学療法(抗 がん剤)をとにかく回避できるよう、必死で研究したりセカンドオピニオンを聞きにいったりしたんです。でもどう調べても化学療法せずに命が助かる型ではないことがわかりました。さんざん悩んだ末、最も治癒が見込める現代の最先端医療を受ける道を選びました。そしてこのように元気になりました。リンパ節を取った術後の後遺症「リンパ浮腫」にもなり、左腕が不自由になりましたが、フラやトレーニングで改善を図っています。」

ひと言で“乳がん”といっても“様々なタイプ”があり、2人の状況も両極端といっていいほどタイプも治療も違うことがわかる。そして、患者一人一人が違う体験を、それぞれ違う思いで過ごしてきていることは間違いない。

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パターンは違えど、どれも同じ“乳がん”。どのパターンになるかわからない。だからこそ受診する必要がある。そして、多様な治療法があるということは、ガンの中でももっとも研究が進められている分野だということもあり、例え乳がんと診断されたといしても、細分化された治療を受けることができる。そして今とても注目されている胸を再建する手術も乳房を失った女性が喜ぶ希望の形成外科手術として日本でも重視されつつあるのです。

自分が苦しんでいることを周りには言えなかった。

術後はすぐにフラへ復帰し、“乳がんになったとしても、恐れることはない”ということをみんなに伝えたいという気持ちだったが、傷ついた心に追い打ちをかけて同時に行った乳房の再建手術の失敗によって、2ヶ月後また片胸を失い皮膚移植が必要になるほどの更なる傷を負ってからもなお、明るく前向きに過ごしている紀代子さんと、抗がん剤治療の副作用でロングヘアを失うのは辛いことではあったが、今では人生初のベリーショートヘアを保ちながらおしゃれを楽しみ、自分のペースで音楽活動を再開、会いたい人には会い、やりたいことはやるようにし、病後を新しい人生と考えて与えられた日々を大切に過ごすようになったKaoluさん。2人が口を揃えて言ったことは“乳がんを患ったことですでに心配をしてくれている家族や友人には自分が苦しんでいることは口に出しては言えなかった。”だそう。患者に対してどう向き合えばいいのか悩む人も多いと思うが、患者もまたそれ以上の心配はかけたくないという思いから、一人抱えることがあると言えよう。だが、その気持ちをどう処理するかは本人たち次第ということなのか、紀代子さんはこう続ける…

“病は気から”-心を整えることで、人生が変わる

 「病気になったこと、再建が失敗したことを責めても、それについて泣いても、心は穏やかにはなりませんでした。だから、“仕方がない…”と自分の運命を受け入れることが幸せな心になれる一歩だと思い、自分のつらい出来事を受け入れ受け止めることが自分をハッピースマイルにしてくれる薬であって“病は気から”という言葉は本当に人生を変えてくれたと思います。身体と心はつながっていると思うから…。
一歩前に進む=楽しむ人生につながると思うし、さらに自分も家族も幸せになれると信じて過ごしています。」

私を支えてくれたフラシスター、ハワイアンミュージックとフラの大切さ

「私は38歳で宣告、39歳で手術を受けてから3年。私にはずっと支えてくれたフラシスター、家族、友人がいます。6000羽の折り鶴で願ってくれたフラシスター。フラを踊ると笑顔になり、フラを観ると感動し、涙と笑顔をもらい、ハワイアンミュージックを聞いては心が癒されました。乳がんになりみんなに支えてもらい、元気になり、幸せを感じられるようになりました。その感謝を表すにはどうしたらいいか・・・何ができるのか・・・と考えました。フラが大好きな私が出来ることはフラ、ハワイアンミュージックには人を癒す力があることをたくさんの人に知ってもらい、感じてもらいたい。そして、多くの女性に自分の経験を話し、乳がんを知ってもらいたい。イベントをやることで、ご家族やお友達のステージを観に来た男性の皆さんにも乳がんを知ってもらい、自分の愛する家族や友人に検診を進めて欲しい。乳がんになっても恐れることはなく、早期発見及び早期治療ができれば、今までと変わらない生活が送れます。早期発見できるのは自分の足で検診を受けてもらうことなんです。気楽に、気軽に是非検診に行ってみてくださいね。」

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久保クリニック   故久保秋夫前院長

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今秋開催する<Happy Smile ピンクリボン チャリティ フラ コンサート>は彼女自身が乳がんにかかった際に感じた周りへの“感謝の気持ち”を伝え、乳がんに対する認識を広めたいということから始まったが、それと共に彼女の人生においてフラやハワイアンミュージックがもたらした癒しのパワーがどれほど素晴らしいものかをコンサートを行うことでご来場くださる方々、応援して下さる方々などより多くの方に感じて欲しいという。皆がハッピーになり、スマイルでいられるようにという願いを込めて…
 嬉しいことに、このイベントを支持してくださるハラウから参加及び出演のお申し出をいただいていたり、ハワイアンゲストを含む、ハワイアンミュージック界からはアーティストが続々と出演を快諾してくれていたりするこのコンサート。みなさまにはフラシスター、フラブラザー、そしてOHANAの皆さんと是非このイベントにご参加いただき、魂癒され、心温まるイベントになるよう一緒に盛り上げていただきたい。より多くの方に参加いただき、更に多くの方々にご来場いただいて、観ていただいて、みんなで次に繋げていけるようなイベントになることを目標といたします。

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